ホームページ上に入力欄を設置し、アクセスしてきた人に入力してもらったデータをサーバー上の自分のディレクトリ内に保存しておくことができます。
- アクセス元のリファラ情報の参照がない場合、正常に動作しないことが確認できております。
- CGI呼出し元のhtmlがホームディレクトリ(public_html)以外でもCGIは動作しますが、設定ファイル(/config.set及びthanks.html)は必ず、ホームディレクトリの下に設置いただきます。それ以外の場合は動作しません。
- logファイルはホームディレクトリ配下に自動設置されます。アンケート利用ページが複数個あっても動作はしますが、logファイルはひとつのみです。
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STEP1 | ご自分のホームディレクトリの中に、必ず 「config.set」という名前の設定ファイルを作成してください。 |
STEP2 | ご自分のホームディレクトリの中に、アンケート受付完了を表示するためのHTMLファイルを作成します。(例:thanks.html) |
STEP3 | ご自分のホームディレクトリ内にアンケート用HTMLを作成してください。 |
参考 | 入力されたデータの確認方法 |
1.『config.set』ファイルを作成する
必須入力の項目を設ける場合、指定した入力欄が空白で送信されようとした時に表示されるエラーメッセージのHTMLファイル(config.set ファイル)を作成し、ホームディレクトリに置いてください。
<例>氏名を入力必須項目とする。未入力の場合、「お名前の入力は必須です」とエラー表示させる。
→氏名の項目のNAME属性(項目名)は『user_name』と指定。(HTML解説参照)
→『config.set』の記述は以下のようになります。
書式は、左から、「入力必須項目」「check」「エラーメッセージ」です。(必ず半角の空白で区切ってください)
config.set |
user_name check お名前の入力は必須です |
入力必須項目を指定しない場合も、『config.set』ファイルは必ず作成してください。その場合は改行のみの空のファイルで結構です。
ファイルの最後は改行で終わるようにしてください。きちんと改行していない場合、エラーメッセージが文字化けすることがあります。
設定ファイルの改行コードはUNIX用の「LF」になっていないとうまく動作しないようです。FTPする場合、必ず「asciiモード」にしてアップロードし、改行コードが「LF」に変換されるようにお願いします。
ラジオボタン、チェックボックスの場合には有効になりませんので、ご注意ください。
2.アンケート受付完了を表示するページを作成する
次に、ご自分のホームディレクトリの中に正常終了した場合に表示されるメッセージのHTMLを作成し、ホームディレクトリに置いてください。
ファイル名・記述内容などは任意ですが下記に例を示します。
<例>アンケート終了後、「ご回答ありがとうございました。」と表示させる。ファイル名は『thanks.html』とする。
thanks.html |
<HTML> <BODY bgcolor="#FFFFFF"> <CENTER> <H1>ご回答ありがとうございました。</H1> <A HREF="/*****/index.html">戻る</A> </CENTER> </BODY> </HTML> |
3.アンケート入力に必要なHTMLファイルは以下のように記述します(HTML解説参照)
ソース記述例
*****************************************
<HTML><HEAD>
<TITLE>アンケート</TITLE>
</HEAD>
<BODY bgcolor="#CCFFFF">
<!--ここにアンケートCGIを起動するための記述をします。
以下は例ですので実際のCGIでの記述とは異なりますのでご注意ください-->
<FORM METHOD="POST" ACTION="http://www.suisui.ne.jp/cgi-bin-www/form.cgi">
<INPUT TYPE="hidden" NAME="config" VALUE="/*****/config.set">
<INPUT TYPE="hidden" NAME="back" VALUE="/*****/thanks.html">
<INPUT TYPE="hidden" NAME="log" VALUE="myform.log">
<!--起動するための記述はいったん終了します-->
<!--アンケートページ表示部分の記述開始-->
<FONT SIZE=+1" color="#CC0000">○×○×のホームページへようこそ!</FONT>
<BR>
<BR>
アンケートにお答えください
<P>名前<INPUT TYPE="text" NAME="user_NAME" size=30>
<P>メールアドレス <INPUT TYPE="text" NAME="e-mail" size="30">
<P>ご意見 <INPUT TYPE="text" NAME="iken" size="30">
<BR>
<!--送信ボタンを指定-->
<INPUT TYPE="submit" VALUE="送信">
<INPUT TYPE="reset" VALUE="クリア">
<!--アンケートCGIの終了を宣言します-->
</FORM>
</BODY>
</HTML>
*****************************************
上記の通りに記述をしたHTMLファイルはブラウザで見ると以下のようになります。
HTML解説<以下の項目をチェックしてください>
<FORM METHOD="POST" ACTION="http://www.suisui.ne.jp/cgi-bin-www/form.cgi">
この部分はCGIの置き場所を指定しています。
※www、www1、www2のいずれかとなります。
<INPUT TYPE="hidden" NAME="config" VALUE="/*****/config.set">
この部分は上記のSTEP1で用意した設定ファイルを指定しています。「*****」の部分はご自分のアカウントネーム(ディレクトリ名)に変更してください。
<INPUT TYPE="hidden" NAME="back" VALUE="/*****/thanks.html">
この部分は上記のSTEP2で用意した正常終了時に表示されるHTMLファイルを指定しています。「*****」の部分はご自分のアカウントネーム(ディレクトリ名)に変更してください。
<INPUT TYPE="hidden" NAME="log" VALUE="myform.log">
この部分は入力結果が蓄積されるログファイルを指定しています。
<INPUT TYPE="text" NAME="user_NAME" SIZE=30>
この部分で「入力欄」の形式と名前とサイズを指定しています。TEXT形式だけでなく、CHECKBOX、RADIOなどHTMLで定義された全てのFORMの機能が使用できます。また好きなだけ増やすことが可能です。詳しくはHTMLの参考書などをご参照ください。
<INPUT TYPE="submit" VALUE="送信">
<INPUT TYPE="reset" VALUE="クリア">
この部分で「送信」「クリア」のボタンを定義しています。「クリア」ボタンはなくてもかまいません。
<参考> 入力されたデータの確認方法
ご自分のディレクトリの直下に「myform.log」という記録ファイルが作成され、実行ボタンが押されるごとに1行づつ追加保存されます。 集計は、FTPでダウンロードすることで内容を確認することができます。フォーマットはカンマ区切りテキストです。始めに日付が挿入され、その次からフォームの記述順に = でつながれて並びます。